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2010年10月 アーカイブ

海外で注意すべき昆虫 5

・ノミ


ノミには人やイヌ、ネコのようなペットに付くものがありますが、最も重要なのは、ネズミに付いているネズミノミの一種で、ネズミから人にペストや発疹熱を伝染します。


ネズミノミがペストにかかっているネズミを吸血して、病原体を体内に取り入れると、ますますさかんに吸血する(ペスト病原体をネズミにも人にも伝染する可能性が増加する)ようになります。


そのため、野外で死にかかっている、または死んでいるネズミ(野ウサギやリスなども危険なことがあります)を見た場合は、不用意に近づかないようにします。


一般に屋内の清掃をよくすることは、ノミを防ぐに大切なことで、DDTはあまり効果のない場合があり、殺虫剤を使用します。


ペストの流行地では、ネズミが屋内に入らないようにし、殺虫剤をすべての部屋の壁の下側から床の15~30cm位の巾に散布します。


ペストが起きた家から半径200m以内の家は、この方法を必ず実行します。


人や時に飼イヌ、ネコ、ネズミ、ブタなどにも付くヒトノミに対しては、寝室のベッドのマットレスの下部や床のすき間などに殺虫剤粉末を散布しますが、小児のベッドには散布してはいけません。


イヌやネコに付く、イヌノミやネコノミは、背中と頭の上部、胸部に指で毛の中に殺虫剤粉末をすり込みますが、動物の眼や口に入らないように注意します。

海外で注意すべき昆虫 6

今回も、ノミの続きです。


ノミよけの、首まきも有効です。


中部アメリカとマダガスカルを含めた熱帯アフリカ、インドの一部に分布している砂ノミは、高温乾燥の環境を好み、人が家畜の糞の散っている、ほこりっぽい道を歩く時に人に付きます。


多くの場合は、足の親指の爪の下側ですが、他の部分にも付きます。


皮ふの中に入り込み、次第に大きくなって小さな豆粒位になります。


その結果ノミを取り出そうと、自分の家で切開手術をして敗血症で死亡する例もあるようです。


皮ふをきれいに洗い、乾かし、ヨードチンキを局所に広く塗布して、2分位待ち、またヨードチンキを塗布してから、ヨードチンキで消毒したピンで堀り出します。


砂ノミのいる地帯では、長いブーツとズボンをはき、昆虫忌避剤を、ズボンをブーツに巻き込む部分とそれより少し上方にまで付けて、ノミを防ぎます。


多くの種類の殺虫剤がノミに対して有効ですが、ネズミ対策とペット対策が大切です。

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