海外で注意すべき昆虫 8
ダニ類で起こる伝染病があると思われる地域で、上述のような場所に入ってキャンプでもしようとする場合は、羊毛のシャツや、明るい色の毛布の切れはしを長い棒の先に旗のようにくくりつけ、草の上をゆっくりと引きずり回し、2~3分ごとに布を調べます。
ダニがいれば、小さい、ゆっくりと動く粒として肉眼で見えます。
通常ダニは、ある特定の場所だけにいるものです。
軟らかいダニ類には回帰熱を媒介するものがあり、このダニのいる地域ではどこでも回帰熱があるようです。
この種のダニは、人家では、ナンキン虫と同じようにすき間に入っていて、夜間にだけ出て来ます。_
般に、家畜小屋・簡易便所、小さいオアシス、洞くつなどにすみついており、またキャラバンの通るキャンプ場も危険です。
小さいMitesで媒介されるものに、ある種の発疹チフスがあります。
このダニの成虫は、土の中に住んでおり、幼虫がアレルギー反応を起こします。
2種類のダニの幼虫が、日本、マラヤ、スマトラ、オーストラリア・フィリピンや他のアジアの国で慈虫病(つつが虫病)を、野ネズミ類から人に媒介します。