舞台の歴史と照明
室町幕府の全盛期を過ぎた15世紀前半に近畿に土一揆が起こり・・・
以来半世紀にわたって各地で続いて一揆が起こる政情不安の世が続き、応仁の乱へと時代はうつり戦国時代を迎えます。
後に加賀の一向一揆が勢力をのばし約一世紀にわたって国中を支配しました。
1568年織田信長が近畿を支配した後に室町幕府を滅ぼしますが、本能寺の変でたおれ、豊臣秀吉がその遺業を継ぎ・・・
そして1800年の関ケ原の戦いでは徳川家康が勝って百数十年にわたる戦乱の時代は終わりを告げる気配が濃くなってきました。
この長い戦国時代の間にも、16世紀中頃琉球から渡った三線が発展した三味線と室町中期に起こった民衆音楽「浄瑠璃」が融合したり・・・
いわゆる風流踊りが行きわたっていたり、一方で念仏踊りが盛んになるなど、平和を予感すると同時に新しい芸能が生まれる気配を強く感じさせる時代が来たようです。
小屋掛けから定舞台へ舞台で働いている私たちは劇場、ホール、映画館、演芸場など興行を行なう場所を、どんなに立派な劇場でも「こや」といっています。
この頃にはまだかくれん棒のような照明はありませんでした。